「月のしずく」は、むかしから霊山として名高い高野山麓(和歌山県)に湧き出た無菌の地下水「金水」と、地下1,187mから湧き出た温泉水「銀水」をブレンドしてつくったミネラルウォーターです。
昭和62年、橋本健康ランド「ゆの里」として開業した当時は、お風呂には無菌の地下水「金水」のみを利用していました。その後、平成2年に温泉水「銀水」が湧き出て(商品は「神秘の水 夢」と命名)、「金水」と「銀水」の相性がいいことから、お客様には無料で「金水」を差し上げることになりました。平成6年ごろのことです。
「金水」を無料で持ち帰れるといっても、遠方の方は「ゆの里」のある和歌山までは、そう度々、足は運べない。それなら最初から「金水」と「銀水」を混ぜ合わせてつくったお水があったら……。
こうしたご要望を受けて平成7年7月7日、無菌の地下水「金水」と温泉水「銀水」をブレンドしたミネラルウォーター「月のしずく」は誕生しました。
天然温泉「ゆの里」でお出ししている料理には、すべてこのミネラルウォーター「月のしずく」を使用しています。
ミネラルウォーター「月のしずく」は5ツ星の評価をいただきました。
天然のミネラルウォーターは、長い時を経ながら、岩盤などから溶け出したミネラル分を多く含んでいます。ミネラルとは鉱物・無機質、それに体に必要な微量元素の総称ですが、「月のしずく」が世の中に出ると、全国のミネラルウォーターを比較し、評価する専門家の間で、「月のしずく」に注目する人が出てきました。
松下さんは世界の主だったミネラルウォーターを調べた結果、自署の『ミネラルウォーター完全ガイド』(大和書房・刊)では、「月のしずく」は数あるミネラルウォーターの中でも、群を抜いた5ツ星をつけられました。
天然温泉「ゆの里」には、日々、いろいろな使い方をされるお客様の声が集まっています。これからも、健康に役立つお水として、みなさまに自信をもっておすすめしていきたいと思っています。